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【実家あるある失敗図鑑】なぜ昔の家には「謎の空間」が多いのか?〜愛すべき不便を文化人類学する〜
益田の街を歩いていると、立派な瓦屋根の家々が並んでいます。
その中にお邪魔すると、多くの「実家」に共通する、現代ではちょっと不思議な「空間のクセ」があることに気づきます。
今日は、あえて建築のプロとしてではなく、「実家観察者」の視点で、
昭和・平成初期の家づくりに秘められた謎を紐解いてみましょう。

■エントリーNo.1:無駄に豪華な「ダンスホール級の玄関」

昔の実家の玄関は、今のリビングより広いことが珍しくありません。
なぜあんなに広かったのか?
かつて、玄関は単なる出入り口ではなく、冠婚葬祭の「受付」であり、ご近所さんとの「社交場」でした。
しかし現代、そこで行われるのは宅急便の受け取りの数秒間だけ。
冬になると、この広大な空間が冷気を溜め込み、
家中の熱を奪う「巨大な保冷庫」になっているのは、ここだけの秘密です。
■エントリーNo.2:ビニールが被ったままの「開かずの応接間」

重厚なソファ、謎のシャンデリア、そして棚に並ぶ重そうな百科事典。
「お客様用」として家の一等地に鎮座するこの部屋に、最後にお客様が入ったのはいつでしょうか?
家族は普段リビングの隅っこに集まっているのに、家の中で一番日当たりの良い場所が「誰もいない部屋」になっている……。
これは、かつての日本人が抱いた「見栄の文化」が生んだ、愛すべきミステリーです。
■エントリーNo.3:住人を不意打ちする「数センチの段差」

和室と廊下の境目、トイレの入り口。
なぜそこにあるのか分からない、2〜3センチの小さな段差。
昔の工法では構造上仕方のない部分もありましたが、
今となっては、夜中にトイレへ行く住人を狙い撃ちする「トラップ」と化しています。
バリアフリーという言葉がなかった時代の、文字通り「ハード」な家づくりの名残です。
■不便を「知恵」で書き換える

これらの「あるある」は、当時のライフスタイルや技術の限界が形になったものです。
決して悪いわけではなく、当時はそれが「正解」でした。
ただ、今の私たちの暮らしには、少しだけサイズや形が合わなくなっているだけ。
私たち大広建設は、不動産業を持たないからこそ、「建物を売る」ためではなく、
こうした「今の暮らしとのズレ」をどう解消し、
思い出を活かしながら快適に変えるかという一点に集中して、リフォームをご提案しています。
あなたの実家にある「謎の空間」や「愛すべき不便」、実は最新の知恵を加えれば、
家族が一番集まりたくなる「最高の居場所」に変わるかもしれません。

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