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【実家あるある失敗図鑑】なぜ昔の家には「謎の空間」が多いのか?〜愛すべき不便を文化人類学する〜

2026/07/14 お知らせ

 

 

益田の街を歩いていると、立派な瓦屋根の家々が並んでいます。

その中にお邪魔すると、多くの「実家」に共通する、現代ではちょっと不思議な「空間のクセ」があることに気づきます。

今日は、あえて建築のプロとしてではなく、「実家観察者」の視点で、

昭和・平成初期の家づくりに秘められた謎を紐解いてみましょう。

 

 

 

■エントリーNo.1:無駄に豪華な「ダンスホール級の玄関」

 

 

昔の実家の玄関は、今のリビングより広いことが珍しくありません。

なぜあんなに広かったのか?

かつて、玄関は単なる出入り口ではなく、冠婚葬祭の「受付」であり、ご近所さんとの「社交場」でした。

しかし現代、そこで行われるのは宅急便の受け取りの数秒間だけ。

冬になると、この広大な空間が冷気を溜め込み、

家中の熱を奪う「巨大な保冷庫」になっているのは、ここだけの秘密です。

 

 

 

■エントリーNo.2:ビニールが被ったままの「開かずの応接間」

 

 

重厚なソファ、謎のシャンデリア、そして棚に並ぶ重そうな百科事典。

「お客様用」として家の一等地に鎮座するこの部屋に、最後にお客様が入ったのはいつでしょうか?

家族は普段リビングの隅っこに集まっているのに、家の中で一番日当たりの良い場所が「誰もいない部屋」になっている……。

これは、かつての日本人が抱いた「見栄の文化」が生んだ、愛すべきミステリーです。

 

 

 

■エントリーNo.3:住人を不意打ちする「数センチの段差」

 

 

和室と廊下の境目、トイレの入り口。

なぜそこにあるのか分からない、2〜3センチの小さな段差。

昔の工法では構造上仕方のない部分もありましたが、

今となっては、夜中にトイレへ行く住人を狙い撃ちする「トラップ」と化しています。

バリアフリーという言葉がなかった時代の、文字通り「ハード」な家づくりの名残です。

 

 

 

■不便を「知恵」で書き換える

 

 

 

これらの「あるある」は、当時のライフスタイルや技術の限界が形になったものです。

決して悪いわけではなく、当時はそれが「正解」でした。

ただ、今の私たちの暮らしには、少しだけサイズや形が合わなくなっているだけ。

私たち大広建設は、不動産業を持たないからこそ、「建物を売る」ためではなく、

こうした「今の暮らしとのズレ」をどう解消し、

思い出を活かしながら快適に変えるかという一点に集中して、リフォームをご提案しています。

あなたの実家にある「謎の空間」や「愛すべき不便」、実は最新の知恵を加えれば、

家族が一番集まりたくなる「最高の居場所」に変わるかもしれません。

 

 

 

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