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「『とにかく広いクローゼット』をつくっても、片付かない理由。」

2026/10/13 お知らせ

 

 

 

家づくりやリノベーションの間取りを考えるとき、多くのお客様からいただくのが

 

「とにかく収納をたくさん増やしたい」「大きなファミリークローゼットが欲しい」というご要望です。

 

確かに、アパートや以前のお住まいで

 

「モノがあふれて散らかる」経験をされていると、大きな収納スペースへの憧れが強くなるのは当然のことです。

 

しかし、数多くの間取りを手掛けてきた経験から、ひとつはっきりと言えることがあります。

 

それは、「収納の広さ(面積)」と「家が片付くかどうか」は、比例しないということです。

 

 

 

 

■ なぜ、広大なウォークインクローゼットを作っても散らかるのか

 

 

 

大きな収納スペースを作ったのに部屋が散らかってしまう原因は、たったひとつ。

 

「モノを使う場所」と「しまう場所」の距離が遠いからです。

 

たとえば、2階に大きなウォークインクローゼットをつくったとします。

 

  • 帰宅して1階のリビングで上着を脱ぐ

 

  • 1階の洗面所で着替える

 

  • わざわざ2階のクローゼットまで上着を片付けに行くのが面倒になり、リビングのソファや椅子の上にポイと置いてしまう

 

どれだけ広くて立派なクローゼットがあっても、

 

「しまう動作」に手間がかかる動線になっていると、結局モノは生活空間に溢れ出してしまうのです。

 

 

 

 

■ 本当に使いやすい収納をつくる3つの視点

 

 

 

大広建設が収納計画をご提案する際、単に「坪数や容積を増やす」のではなく、

 

ご家族の行動パターンに合わせた次の3つの視点を大切にしています。

 

1.「一歩も無駄にしない」生活動線上に配置する

 

 

帰宅してからの「鞄を置く・上着を掛ける・手洗いをする」という一連の動きの中に自然と収納を組み込みます。玄関横のシューズインクロークや、1階のコート掛けなどがその代表例です。

 

2.「使う場所のすぐ隣」にジャストサイズでつくる

 

 

パントリーはキッチンのすぐ横に、リネン収納は脱衣室の中に、掃除道具はホールに。使う場所から数歩以内でアクセスできる場所に小分けして配置するのが、無理なく片付く一番の近道です。

 

3.「奥行き」を深すぎないサイズに設計する

 

 

何でも入る深い押し入れのような収納は、奥に置いたモノが目につかなくなり、死蔵品の山になりがちです。しまいたいモノのサイズ(服、日用品、家電)に合わせた適切な奥行きで設計します。

 

 

 

 

 

 

■ 坪数を無駄に使わず、暮らしのゆとりを生み出す

 

 

 

「大きな収納部屋」をつくるために全体の坪数を増やしてしまうと、

 

建築全体のバランスやご予算にも影響してきます。

 

無駄に大きな部屋をつくるのではなく、

 

ご家族の毎日の「持ち物」と「行動パターン」をバカ正直にヒアリングし、適切な場所に必要な分だけの収納を仕込んでいく。

 

これこそが、限られた空間を最大限に活かし、住み始めてからずっと散らからない家をつくる秘密です。

 

「我が家の生活スタイルなら、どこにどんな収納があると一番ラクか?」

 

そんな疑問から、ぜひ一度私たちと間取りのアイデアを広げてみませんか。

 

 

 

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