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【店舗も住宅も同じ】見えない場所に、一番お金をかける理由。

2026/03/10 お知らせ

 

「大広さんは、見えないところの工事にうるさいね(笑)」 以前、お客様からいただいたこの言葉。

実は私にとって、これ以上の褒め言葉はありません。

最近も店舗リフォームのご相談をいただきましたが、私たちがまず最初にお話しするのは「どんな色の壁紙にするか」ではなく、「解体した後の、壁の中の話」です。

なぜ、私たちは完成したら隠れてしまう場所に、そこまでこだわるのか。

今日はその「本音」をお話しします。

 

 

1. 「化粧(デザイン)」は後から直せるが、「骨格(構造)」は直せない。

 

 

店舗でも住宅でも、予算には限りがあります。

おしゃれな照明、高級なキッチン、最新の設備……目に見えるところに予算をかけたくなるのは当然です。

しかし、プロとしてこれだけは譲れません。

「表面の贅沢」を少し削ってでも、「壁の中の下地や断熱」に予算を回すべきです。

壁紙は10年後に貼り替えられます。

でも、湿気で傷んだ柱を直したり、断熱材を入れ替えたりするのは、家を一度壊すほどの大きな工事が必要になります。「後で直せない場所」にこそ、最初に一番いいお金をかけるべきなんです。

 

 

2. 「解体してガッカリ」を、絶対にさせたくない。

 

 

リフォームの現場では、壁を剥がしてみた瞬間に、かつての手抜き工事や、湿気でボロボロになった木材が見つかることが少なくありません。

「見えないから、このままでもバレないだろう」 そんな仕事が、10年後、20年後にお客様の財産を蝕んでいきます。

私たちは、解体した時に「建物の叫び」を聞き逃しません。

古くなった配線、結露で腐った下地。

それを見つけたら、たとえ手間がかかっても、お客様に正直に伝え、正しく直します。

それが、この先30年、お客様がその場所で安心して過ごすための「最低条件」だからです。

 

 

3. 私たちが作っているのは「完成した瞬間がピーク」の建物ではない。

 

 

派手な広告や、おしゃれなパース(完成予想図)は作れません。

でも、私たちは「30年後の『ありがとう』」を作っています。

「あの時、大広さんが見えないところをしっかり直してくれたから、今もこの店(家)はガタがこないんだよ」

いつかそう言っていただけること。それが、口下手な私たちの唯一のこだわりであり、プライドです。

 

 

 

島根県益田市高津6丁目1番18号

TEL 0856-22-1746