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受け継いだ我が家に、新築と同等の安心を。私たちが「リノベーションの構造」に挑む理由。
「今の家は冬になると耐え難いほど寒いけれど、先代から受け継いだ大切な我が家を取り壊したくはない」
「古い家だから、大きな地震が来たらと思うと夜も不安だけれど、建て替える以外の選択肢はあるのだろうか」
益田の街で長く暮らしてきたお宅を回るたび、このような切実な声を耳にします。
私たちの答えは、明確です。家を壊す必要はありません。
長年家族を支えてきた柱や梁を活かしながら、
新築と同等の「耐震等級3」の強さと、「UA値0.46・C値0.5以下」という高い性能を吹き込むことは、
私たちの技術をもってすれば十分に可能です。
■ 見えない「骨組み」に、再び命を吹き込む

リノベーションの第一歩は、壁を剥がし、家の「本当の姿」と向き合うことから始まります。
私たちが最初に行うのは、徹底的な構造の診断です。
ただ単に内装を綺麗にするだけのリフォームでは、地震への不安は解消できません。
柱や梁の細さ、組み方の癖を一本ずつ見極め、基礎にしっかりと鉄筋を補強し、
がっしりとした金物で接合部を緊結していく。
さらに、建物を4スパン(区画)ごとのブロックで捉え、
一箇所に負担が集中しないよう全体のバランスを緻密に計算しながら耐力壁を配置します。
古いという理由だけで諦められていた骨組みが、職人の手によって、
新築を凌駕するほどの強固な構造へと生まれ変わるのです。
■ 壁の中で完結させる「魔法瓶の断熱」

「古い木造建築だから、隙間風が入るのは仕方のないこと」 そう諦める必要もありません。
リノベーションにおいても、私たちは「UA値0.46以下」「C値0.5以下」という高い気密・断熱の基準を譲りません。
柱の間に隙間なく断熱材を充填し、窓周りの気密ラインをミリ単位の手仕事で隙間なく繋ぎ合わせていく。
まるで家全体を高性能な魔法瓶で包み込むような施工を行うことで、
かつて足元を襲っていたスースーとした冷気は完全にシャットアウトされます。
これにより、冷え込む冬の朝でも室内の温度が安定し、
結露によるカビやダニの発生を抑え、家族の健やかな呼吸を守る「健康インフラ」としての住まいが完成します。
■ 伝統の知恵と、現代の精度の融合

図面通りに四角く建てる新築とは異なり、長い年月を経て少しずつ変化した既存の建物に新しい性能を組み込むリノベーションは、極めて難度の高い職人技が求められます。
「この柱の傾きなら、こう補強すれば一番強度が活きる」
「この隙間を埋めるには、この気密処理が最適だ」
現場の状況に合わせ、地元の気候風土を知り尽くした大工たちが、
その長年の経験と手の感覚を総動員して、図面以上の精度を叩き出します。
自社で設計から施工まで一気通貫で手掛ける私たちの体制だからこそ、
現場の微細な変化にも、一切の妥協なく美しい技術で応えることができるのです。
形を変えながらも、家族の思い出と歴史はそのままに、
これからの長い歳月をどこよりも安全に、どこよりも暖かく過ごせる場所に変える。
愛着ある我が家を諦めない選択を、大広建設は生きた技術のすべてを懸けて支え続けます。

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