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「工事の音やホコリが出るのに、誰も嫌な顔をしない。」――益田の街と人々に支えられて建てる家。
家づくりという仕事は、決して私たち大工や設計士、施工スタッフだけで完結するものではありません。
どれだけ現場の養生を徹底し、マナーや清掃に細心の注意を払っていても、
工事が始まればどうしても大きな作業音が周囲に響き、風が吹けばホコリが舞うこともあります。
資材を運ぶ大型トラックや作業車両が、狭い生活道路を何度も行き来することもあります。
近隣にお住まいの方々にとっては、少なからずご不便やご迷惑をおかけしてしまう期間です。

都市部の現場などでは、「音がうるさい」「車が邪魔だ」と厳しいお声をいただくことも珍しくないと聞きます。
だからこそ、現場に立つ人間としては、近隣の皆様への申し訳なさと緊張感を常に抱えながら作業を進めています。
ですが、ここ益田で現場に立っていると、そんな緊張がスッとほぐれ、
胸が熱くなるような瞬間に何度も出会います。
■ 「お疲れ様」その一言に救われる現場

現場の周りでお会いする近所の方々が、誰ひとりとして嫌な顔をされません。
それどころか、作業服姿で汗を流す私たちを見かけると、
「今日も暑いのに大変だね、ご苦労様」「着々と進んどるね、良い家が建ちそうだ」「怪我のないようにね」と、
まるで身内のように優しく温かい言葉をかけてくださるのです。

カンカン照りの夏場には、「冷たいものでも飲みんさい」とお茶や差し入れを気遣ってくださることもあります。
本来であれば、こちらの工事のせいで静かな日常生活を騒がしくしてしまっている恐縮すべき立場です。
それにもかかわらず、当たり前のように注いでくださる益田の人々の温かな人柄に、
現場のスタッフや大工たちはいつも深く救われ、感謝の気持ちでいっぱいになります。
■ 家を建てることは、その街の「仲間」になること

施主様にとって、家を建てるということは単に新しい建物という「モノ」を手に入れるだけではありません。
その土地に深く根を張り、地域のご近所付き合いやコミュニティの中に、
これから新しく仲間入りをさせていただくということです。
現場で近所の方々の温かさに触れるたび、私たちはこう感じます。
「施主様は、こんなにもあたたかくて優しいご近所さんたちに囲まれて、
これから新しい暮らしをスタートされるんだ」
そう思うと、私たちが建てている一棟の家が、そして施主様がこれから過ごされる何十年という歳月が、
より一層愛おしく、誇らしいものに思えてきます。

私たちが良い家を建てることはもちろん大切です。
ですがそれ以上に、「大広建設さんの現場はいつも挨拶が気持ちよくて丁寧だったね」「良い会社に頼まれたね」
と近所の方々に言っていただける現場づくりをすることも、
施主様が引っ越し後に気持ちよく地域に馴染んでいただくための大切な責任だと考えています。
■ 街の温もりに恥じない、嘘偽りのない手仕事

益田の素晴らしい人々と、美しい街並みに生かされ、支えられているからこそ。
私たちはその温かい信頼を絶対に裏切るわけにはいきません。
見えなくなる構造の一本一本、ミリ単位の納まりに至るまで、
ごまかしのない「バカ正直」な手仕事で現場に向き合い続けること。
それこそが、この街と近隣の皆様、そして施主様に対する私たちの最大の誠意です。
地域に愛され、何世代にもわたってこの益田の地に馴染み続ける家づくりを。
これからも私たちは誇りと感謝を胸に、一棟一棟丁寧に汗を流していきます。
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