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「図面通りにいかない壁の裏側。そこからが、大工の本当の腕見せ所。」
家づくりやリノベーションの現場において、あらかじめ引かれた設計図面は「地図」のような役割を果たします。
しかし、特に古いお家の改修やフルリノベーションの現場において、図面はあくまでスタート地点に過ぎません。
なぜなら、解体して壁や床を剥がしてみるまで、本当の内部の状態は誰にも分からないからです。

■ 解体現場で出遭う「想定外」のリアル

壁を壊し、天井を取り払ったとき、現場では図面には描かれていなかったさまざまな「予想外」に遭遇します。
- 「昔の改修工事で、必要な柱が無理な形で切断されていた…」
- 「湿気やシロアリの影響で、土台の一部が想像以上に傷んでいた…」
- 「図面上の寸法と、実際の構造体の位置に数センチのズレがある…」
こうした想定外の出来事は、古い家を壊して作り直す現場では決して珍しいことではありません。
大事なのは、「予期せぬ状態が出てきたときに、現場でどう判断し、どう対応するか」です。
■ 下請け任せの現場と、大工が自ら解体する現場の違い

一般的なリノベーション工事では、解体工事は外部の解体専門業者さんが行い、
解体が終わった後で大工さんが現場に入ることが少なくありません。
この場合、予期せぬ傷みや構造のズレが見つかるたびに作業がストップし、
「図面と違うから施工できない」「追加の検討に何日もかかる」といった事態に陥りやすくなります。
一方で、大広建設のように「自ら解体し、自ら構造を組み直す自社の大工」が現場に立っている場合、
対応のスピードと精度が全く変わります。
- その場での確実な構造判断 「この補強方法なら、既存の頑丈な梁を活かしたまま強度を2倍に高められる」と、構造を知り尽くした大工がその場で最適な解決策を導き出します。
- 図面を超える「現物合わせ」の精度 数ミリの狂いや歪みがある古い柱に対し、大工が手作業で木材を加工し、隙間なくピッタリと納める「現物合わせ(はめ合わせ)」の技術を発揮します。
■ 「想定外」を「安心」に変えるバカ正直な手仕事

壁を塞いでしまえば、裏側でどんな補強がされたのかは施主様には見えなくなります。
だからこそ私たちは、解体して現れた建物の素顔から目を背けず、
傷んでいる場所があれば隠さず施主様にお伝えし、
「ここまで補強したから、この先何十年も安心ですよ」と胸を張れる状態にまで手を加えます。
図面通りにいかない壁の裏側こそ、大工の本当の腕の見せ所であり、工務店としての誠実さが問われる場所です。
古い家が持つ歴史と向き合い、どんな状況でも揺るぎない頑丈な住まいに仕立て直す。
そんな自社大工の手仕事を、ぜひ私たちの現場で確かめてみてください。
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