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「ご夫婦で『やりたいこと』が意見対立したときの、正しい整理術。」
家づくりやリノベーションの打ち合わせを進めていく中で、ほぼ100%のご家庭で起こる現象があります。
それは、「ご夫婦の間で、家に求めたい優先順位やこだわりが食い違うこと」です。
- ご主人様:「とにかく地震に強くて頑丈な構造にしたい」「男のロマン詰まった書斎やガレージが欲しい」
- 奥様:「日々の掃除や洗濯がラクになる家事動線が最優先」「キッチンまわりのデザインや収納にこだわりたい」
お互いに「これからの新しい暮らしを良くしたい」という想いは同じなのに、意見がぶつかって話が進まなくなったり、気まずい雰囲気になってしまったり…と悩まれる施主様は少なくありません。
しかし、打ち合わせの現場に長年立ち続けてきた私たちから言わせれば、意見が食い違うのは当たり前であり、むしろ素晴らしい家づくりが始まる最高のスタート地点です。
■ どちらか一方の意見に「折れる」必要はない

意見が対立したとき、多くの方は「どちらかが我慢して相手に譲る」という解決策を選ぼうとします。
しかし、一方が我慢した家づくりは、住み始めてから「あのとき本当はこうしたかったのに…」という小さな不満として残り続けてしまいます。
私たちが大切にしているのは、「どちらの要望も否定せず、その奥にある『本当の目的』を紐解くこと」です。
例えば「書斎が欲しい」というご主人のご要望と、「リビングを少しでも広くしたい」という奥様のご要望がぶつかったとします。
- ご主人様の本当の目的:「集中して仕事や読書ができる、静かな居場所が欲しい」
- 奥様のご本当の目的:「家族が集まるリビングが狭く圧迫感が出るのを避けたい」
目的をバカ正直に整理してみると、「個室の書斎を作る」ことだけが正解ではないと分かります。リビングの一角に小さなヌック(こもり空間)を設けたり、小上がりのコーナーを仕切ったりすることで、リビングの広さを保ったままご主人の居場所をつくるという第3の解決策が見えてきます。

■ 意見を綺麗にすり合わせる3つのステップ
ご家族の要望をまとめる際、私たちは以下のようなプロセスで思考を整理していきます。
- お互いの「譲れないこだわり」を全部吐き出す 予算や実現可能性を一旦脇に置いて、ご夫婦それぞれの「こうしたい!」をノートにすべて書き出します。
- 「なぜそれが欲しいのか」の理由(目的)を言語化する 「なぜガレージが欲しいのか」「なぜこのキッチンが良いのか」という理由を掘り下げます。
- プロの設計アイデアで「両立できる形」に変換する お互いの目的を満たす配置や工夫を、図面と技術力でカタチにしていきます。



■ 第三者であり、味方である工務店の役割

ご夫婦二人だけで話し合いを続けていると、どうしても感情的になってしまったり、選択肢が行き詰まったりしがちです。
だからこそ、私たちのような工務店が間に入り、お二人それぞれの「本当の想い」をしっかり受け止めるキャッチャーになります。
「どっちの味方でもなく、ご家族全員の『これからの快適な暮らし』の味方になること。」
意見が割れたときこそ、私たちの提案力と設計の腕の見せ所です。ご夫婦で意見がまとまっていなくても全く問題ありません。それぞれの想いを抱えたまま、安心してご相談にいらしてください。
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