パッシブデザイン講義

昨日は松江で行われたLIXILさん主催の「パッシブデザイン講義」のセミナーに行ってきました。

まず始めにパッシブデザインとは?

「自然エネルギーを最大限活用し、質の高い室内環境を実現させ、省エネルギーに寄与しようとする設計の考え方」をパッシブデザインと言います。

反対の考え方として「アクティブデザイン」(機械設備を利用し省エネ住宅を実現させるもの)があります。

講師の先生は野池政宏先生で「住まいと環境社」や「一般社団法人Forward to 1985 energy life」、「自立循環型住宅研究会」、「暮らし向上リフォーム研究会」など様々な団体で活動をされており、温熱環境の分野では第一人者の一人です。

パッシブデザインにおいて「何を設計するか?」と言うことで下記のパッシブ設計5項目について学びました。

  1. 断熱
  2. 日射遮蔽
  3. 自然風利用
  4. 昼光利用
  5. 日射熱利用暖房

今現在設計をする上でできていることや、まだまだの部分など自社の状態に照らし合わせて考えました。

特に手法について学ぶというよりは理論的に計算に基づきこのようにした方がいいでしょと言われているようで納得してしまします。

〇〇工法だからいい、とかこの商品を使ってるからいいという説明ではなく、理論に基づきちゃんとお客様に説明ができるよう知識を身につけるべきだと改めて思いました。

そしてここ最近頭の中で考えていた事の答えがありました。

それは「室温の目標値を定める」ということです、UA値も大事ですが必ずしも室温と比例しないですし、「室温」が1番質の高い室内環境を提案できるのかなと考えていましたが間違っていなかったと教えられました。

今回学んだ手法を今後の設計に取り入れていきたいと思います。

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